30代夫婦4人家族が資産0から2,400万円達成するためにやめたこと7選

「可愛い!」「欲しい!」で、つい衝動買いをしてしまう似た者同士の私たち夫婦が結婚したとき

お互いの全財産を持ち寄っても50万円もなく、そのほとんどは結婚式&ハネムーン代へ消えていき、

いざ新婚生活を始めたときの貯金は文字通り0円でした

ハネムーンで行ったハワイ楽しかったな・・

そして結婚を機に夫の勤務地へ引っ越しすることになり、私は退職&専業主婦に

ほどなく第一子に恵まれ、ここで初めて家族の将来設計について真剣に考え始めました

会社員として働いていたこともあり、お金の大切さ・稼ぐことの大変さを身をもって知っていたので

夫が稼いでくれるお給料を1円たりとも無駄にしたくなかったのが大きな理由です

夫とも幾度となくお互いの将来に対する考えを伝えあって、トライ&エラーで試して実践してきた結果、

8年間で総資産2,400万円を達成しました(2023年4月時点)

ここまで貯めるために『やめたこと7選』を紹介します

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家計簿をつけない

え、家計簿つけてないの?と驚かれる人もいるかもしれません

結婚当初、それはそれは色んな家計管理の方法を試してきました

主婦向けの雑誌で良さそう!と思った家計簿を買って1円単位で記入してみたり

SNSで流行っているのを見て、支出項目ごとに封筒分けで先取り貯金してみたり

1日3000円と予算を決めて週ごとに小分け、そこから現金を取り出してお買い物したり

本当に片っ端から色んな方法をやってみましたが、結局

  • 1,2か月続けるものも、途中飽きて面倒になって放置
  • レジで手持ちの現金が足りず、結局カード払い
  • カード支払いと現金支払いの管理がごっちゃになって月半ばで予算オーバー、もういいやと放置

もうね、ダメダメでした・・

月に一度、貯金簿をつける

この方法で落ち着いたのは、単純に

前月よりもお金が増えているのを見ると嬉しくなるからです

固定費はある程度把握が可能なので、光熱費以外の変動費を以下の予算と決めました

カード払いの予算は月6万円/現金支払いのみの店舗のために2万円 

合計月8万円が生活費です

生活費のメインカードは1枚に絞っているので、

①予算内に収まっているかどうかカード会社のアプリでちょこちょこ確認

②お給料日にエクセルで各証券会社や預金口座の情報を入力して貯金簿(資産一覧)を作成→夫と共有

これで完了です

レシートもらってもバッグの中でどこかへいっちゃうし、1円単位の家計簿の意味を見出せない・・

月末に収支の合わなかった1円の違いを探すより、5000円以上の買い物の判断に最大限の集中力を注ぎたいんです

なんとなく週末にお出かけをしない

子供が小さいと日中ずっと家にこもりきりだと、しんどくなりますよね

ちょっと遠くの公園へ行って気晴らしして、

疲れたから昼ご飯は適当にファストフードやファミレスで食べると平気で3,000円飛んでいき

なんとなく暇だから家族総出でスーパーへ行くとあれやこれや不要なものまでカゴへ追加され

お会計1万円近くなってレジで青ざめたり

もはやお金を使うために外出の予定を立てていたようなものでした

その外出は必ずしなければいけないものでしょうか?

家で楽しめることを趣味にしてみよう

コ〇ナ渦になり、ステイホームが盛んに言われるようになってきた頃から

「自宅で何か楽しめるものはないかな」と考え始めました

  • Amazonプライムなどサブスク契約をして自宅を映画館に
  • ホットプレート料理を充実させて、土日のどちらかは家族みんなで料理をする
  • 公園へ行きがてら自転車の練習、親はウォーキングで運動不足解消
  • 子供も巻き込んでおもちゃや不用品、服の断捨離に励む

実際、普段寝室で寝ているのに週末の夜はリビングに布団を敷いておうち映画館をしました

夜更かしOK、おやつもOK、で子供たちも自宅で非日常体験が出来たのが嬉しかったようで

「次はいつするの?この映画見たい!」とおねだりしてきます

ホットプレート料理に関しても、土日一人で立つ台所は寂しいし、多忙な夫のいる貴重な家族団らん

私も混ざりたい!と思ったことがきっかけでした

おすすめレシピはこちら

  • ビビンバ(お米以外の材料をすべてアイラップへ入れて、塩胡椒・ごま油・粉末中華スープの素を適当に入れて振ってからレンチン)
  • 耐熱ガラス活用して、大人はアヒージョ/子供はチーズフォンデュ(材料は共通でOK!)副菜でハード系のパンをスライスして置いておいたり、パスタを2人前くらいレンチンで作っておきます
  • 餃子(一度に100個は作ります。焼くのも一度で済むし、熱々を目の前で食べられる幸せ)
  • たこ焼き(タコの他にもコーンやチーズ、キムチなど冷蔵庫のお掃除にも一役)
  • しゃぶしゃぶ(スライスしたお餅も入れると子供が喜ぶ。野菜嫌いの子でもゴマダレと雰囲気で沢山食べてくれる)

冬はもっぱらお鍋で、翌日夜もうどんや中華麺を入れて〆をみんなで食べるので

一人で台所に立つ時間はとても短くなりました

ご飯は簡単でもいいから作って出かける

わが家は冷凍おにぎりを常備しています

外出するとなれば出かける前にレンチン&もしくは昨夜の残りご飯をおにぎりにして持参するだけも

出先で簡単な総菜を買うだけで良いので外食費はグッと抑えられます

余裕があれば「冷凍から揚げ」や「卵焼き」なんかも簡単にできるので、余裕があれば追加しています

もしくは11時早めの昼ご飯を家で食べて外出するようにしています

ファストフードに5回行くより、特別な日のディナーに1回連れて行く方が

子供も記憶に残るし親も満足度が高いかなと個人的には思います

コンビニのコーヒーを買わない

コーヒーが大好きなので、運転中や出かけた先でついつい買っていました

価格も100円前後で手が出しやすい価格&コンビニでさっと立ち寄りやすいのが最大の要因です

しかし、夫婦2人で合計200円、これを毎週買っていたらどうでしょうか

毎月800円、年間9,600円にもなります

子供がいるとコーヒーだけ、という訳にはいかないですよね

あれ買って~これ買って~お腹空いた~と、私たちがコーヒーを買う手前、

子供にはダメと言いづらいのが現実で、とても200円のコーヒー代だけでは済みません

そしてコンビニという場所は消費者の購買意欲を刺激して、沢山買ってもらえるような仕掛けがいくつもあります

お金を貯めたいのであれば極力入らないのが鉄則です

マイボトルを持参していつもどこでも淹れたてコーヒー

数年前から愛用しているこの2つ

①スターバックス 洗って繰り返し使える「リユーザブルカップ」250円

洗って何度でも使え、耐熱も100℃までOK

密閉はできませんが、蓋つきなので持ち運びやすく、落としても割れない、軽い

何よりコップと同じように洗いやすいのがとっても便利!

これって水筒だと、洗う手間を考えたとき「ちょっと面倒・・」って頭をよぎりませんか?

以前は1人1つ水筒を持ち歩いていたのですが、

  1. 車内で飲む程度なのでそんなに密閉されなくていい、むしろすぐ飲みたい
  2. 熱々のコーヒーを全力で保温されると、猫舌の私はいつまで経っても飲めない
  3. 水筒か・・パッキン外して底までスポンジ突っ込んで洗うのか・・しかも家族4本分・・

この辺がネックでやや億劫だったんですが、このリユーザブルカップを店頭で発見して即買い!

たっぷり475ml(グランデサイズ)入るので、家の中でも毎日使ってます

季節ごとに色んなデザインが発売されているようですが、店頭で展示されてるのを見たことないかも・・

私も店員さんに言って奥の棚?から出してもらいました

有名なのは保温保冷できるこちらのステンレスタイプですが、なにせ重い

そして水筒も買えちゃうお値段なので、家族全員分揃えるとかなりの高額に

夫婦でお気に入りすぎて、追加でもう1つ購入しました

②象印 ワンタッチ ステンレスマグ シームレス 0.48L 実勢価格2,000円前後

え、さっき水筒は・・って言ってたばかりじゃん!と思われた方すみません

屋内外問わず、子供には外出先で水分補給必須

そして上の子はぬるい飲み物が大嫌いでお茶も冷えたものしか飲んでくれません

そうなると水筒の出番です

こちらの象印の水筒、実は2代目で1代目は会社員時代に愛用していました

その時象印さんの軽さと保冷力の高さに惚れ込んで子供用も迷うことなく購入

何が素敵買って名前の通り「シームレスせん」

洗うパーツが少なくなり、とっても楽になりました

そして色味も大好きなくすみカラーも多く、淡い水色がなんとも言えないほど可愛い・・!(画面右上を購入)

幼稚園や学校へ持って行っている水筒があるので、追加で購入するのを3ヶ月ほど悩んだんですが

なにせ水筒重いし、2人分となると水筒約2キロを担いで子供を追いかける休日

しかも「自分の水筒」という意識があるので、1つしか持参しなかった日は

「私の水筒勝手に飲まないで!」と喧嘩が始まる事も・・(白目)

この水筒はあくまで母の、という事で外出先での喧嘩もゼロに!涙

①リユーザブルカップ

②象印の水筒

この2つを外出先へ持って行くようになってコンビニへ立ち寄る機会は激減しました

余ったお金で貯金をしない

家計管理を始めたころは

収入 - 支出 = 貯金

これが王道の貯金スタイルだと信じて疑わなかったのですが、

貯金できる金額が月ごとにばらつきが多くなってきたんです

家計管理の勉強をしていく中で

収入 - 先取貯金 = 支出

これを実践していく方が貯蓄スピードが速いと感じたので、すぐさま真似っこ

先取貯金で強制的に貯金体質の家計に【仕組み化でさらに楽ちん】

私の性格的にも「今月はいくら貯金できるかな・・」と残額に冷や冷やするより

「先取貯金した後に余ったお金は好きに使っていいよ」と言われている気がして楽でした

夫の会社に財形貯蓄制度があったので、お給料から財形貯蓄口座へ毎月天引きされたあと

その残額を給与口座へ振り込むよう手続きしてもらいました(毎月10万円/ボーナス月は30万円)

これで私自身は何も労力をかけず、強制貯蓄する仕組みづくりが出来たことは

わが家にとっても大きなメリットでした

そして現在、財形貯蓄をそのまま生活防衛費にしています

生活防衛費とは?

何か家族に緊急の事態があったときでも、一定期間は生活できるようにするお金のことを指します

一般的には会社員は生活費の半年分、個人事業主は1年分を貯めるのが良いと言われていますが

1馬力のわが家で心配性の私は、少し多めに見積もって約300万円置いています

みんなやってるから、を理由にしない

何かを契約するとき、購入するとき、その決め手の一つが「みんなやってるから」になっていませんか?

あなたの家族構成や生活スタイルや収入は、隣の家庭とはまるで違うものなのに同じというだけで安心していませんか?

例えば・・

無駄に手厚い民間保険 

→ 会社の福利厚生や公的保証制度をどこまで知っていますか?不要な補償もきっとあるはずです

Wi-Fi契約は必須でしょ 

→ これまで一度も契約したことがありません。

「本当に必要か?ほかに代替策はないか?」を何度も自分へ問いかける

我が家が入っている保険は3つ

  1. 収入保障保険(夫婦ともに加入/毎月支払いの支払いは約2,000円/万が一の場合は下の子が22歳になるまで月10万円給付)
  2. 医療保険(帝王切開で出産後、見直し済。妻自身に軽度の疾患があるため、解約には慎重/毎月3000円)
  3. 貯蓄性保険(新婚時に全く無知の状態で加入し後悔。今解約すると100万円以上損失&あと2年で払い終えるため無の境地)

貯蓄性保険の教訓から、それ以降保険に加入するときは夫の会社の福利厚生と死亡した場合の遺族年金や障碍者年金など徹底的に調べました

その結果、どちらかが亡くなってもわが家は月10万円あれば大丈夫だという結論に至りました

これからますます子育てにお金がかかる中で、

子供が小さいうちこそ保証は最大限・支払いは最小限になる「収入保障保険」はお勧めです

Wi-Fi契約は不要・すべてスマホのテザリングで問題なく使ってます

自宅のテレビとテザリング繋いででAmazonプライムビデオさくさく見られるし、

パソコンもデザリング経由でインターネット繋いで使ってます。

車必須の地方在住ですが、スマホで調べものして、子供はアマプラ見てる中で遅くて不便と思った経験は一度もありません

スマホ代はギガ使い放題で1台約3,300円(楽天モバイル)

通話も10分までなら無料なので、通信費は毎月2台合計約6,600円以内に収まっています

Wi-Fi契約はあると便利、でもなくても問題ない、というのが今の私の考えです

※もちろん、オンラインゲームやデイトレーダーなど回線速度が命のお仕事や趣味を持っている方はWi-Fi契約を検討した方がいいかなと思います

みんなしてるから、で安易に決めず

「自分たち」には必要なのかを考えてから決められると無駄な買い物はグッと減るはずです

借金をしてまで買わない

わが家はローンと名の付くものは一切家計にありません

唯一あるとすれば奨学金の返済が毎月約22,000円ですが、無利子なので毎月コツコツ支払っています

利子付きであれば最優先にして支払い完了していたと思います

「一括購入で買う」を徹底

・家

賃貸住まいで、今後もマイホーム購入の予定も願望もありません

転勤族ゆえ、いつ辞令が出るか分からないことと、今住んでいる地域にあまり愛着が持てないので

おのずとマイホームへの憧れもありません

子供の転校を考えると近いうちに拠点をもって暮らしたいですが、

飽きたら別の家へ移れる&隣人トラブルに対処できる気軽さからその時も賃貸が良いなと思っています

・車

普通車を1台所有していますが、その際も現金一括で購入しました

利子は極力払いたくないし、ローンという借金を背負ってまで大きな買い物はしません

安いものに飛びつかない

「半額」「期間限定」「セール」「2点買うとさらに10%割引」

まだまだ修行中ですが、この言葉に出会うと惹かれてしまう

あの時買ったプチプラの服、珍しい調味料、賞味期限の近い見切り食品・・

結論から言ううと今それらは全て手元にありません

ほとんどゴミ箱行きになってしまったのです

「安いから」ではなく「必要だから」買う

冷蔵庫の整理をして捨て、入りきらなくなった洋服ダンスから着てない服を捨て、ハッとしました

せっかくお金を出して買ったのに、買ったのはゴミだった

そこに気づいたとき、「安いからを理由に安易に買わない」と自分を戒めました

300円のものは3分悩む

3000円のものは3日悩む

30,000円のものは3ヵ月悩む

必要だから買う、を理由にした買い物を毎回毎回自分へ問いかけました

高いけど欲しいな、必要だな、と思って買った服はとても大切に着ています

プチプラでお馴染みのお店にも、明確に必要なものがない限り立ち寄らなくなりました

大容量のクローゼット2ヵ所に点在していた大量の服も、今では衣装ケース1つに収まるように

調味料だって、毎回料理を作るときはたいてい同じ調味料しか使いません

ピンクのヒマラヤ岩塩のボトル、いくら経っても減りません

物を大切にすることと家計管理はとても相性のいい組み合わせだと思います

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました

どなたかの参考になれば嬉しいです

一緒に資産形成、がんばりましょう!

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